お部屋に飾ったり、ポプリにしたり、レジンに閉じ込めたり…
たくさんの使い道がある「ドライフラワー」。
お店に売っているドライフラワーももちろん素敵ですが、自分で好きなカラーの好きなお花をドライフラワーにできればハンドメイド作品の幅もぐっと広がります。
けれど、
「自分でドライフラワーを作るのって難しそう…」
とあと一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
色んな材料が必要なイメージがあるドライフラワーですが、実は100円ショップに売っている「シリカゲル」を使えば簡単に作ることができるってご存じでしたか?
そこで今回は、100円ショップの「セリアのドライフラワー用シリカゲル」を使って、庭に咲いているお花をたったの5STEPでドライフラワーに変身させる方法をご紹介していきます。
工程や注意すべきポイントなどもご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【100均で】ドライフラワー作りに必要な材料
必要な材料は以下の3つ。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
ドライフラワー用シリカゲル
今回はセリアで購入したシリカゲルを使っていきます。
中々見つからない場合はハンドメイドのコーナーに置いてあることが多いのでチェックしてみてくださいね。
セリアのドライフラワーはたっぷり150g入っています!
1回きりではなく、何度も作れるのが嬉しいポイントですね。
ちなみにドライフラワー用のシリカゲルは一般的なシリカゲルと異なり、細かい粒になっているため花びらの間など細かい部分にもしっかりと密着して繊細で美しい仕上がりになります。
どうしても100円ショップで見当たらない…という方はネットショップで購入することもできますよ。
タッパー
タッパーは、シリカゲルとお花を入れて乾燥させる必要があるので、しっかり密閉できるものを選びましょう。
少し隙間が空いていたり、密閉できていないとうまく乾燥されないので注意が必要です。
タッパーがない場合はジップロックでもOKですが、底が安定しないため乾燥させているお花が出てきてしまう可能性があります。
ジップロックを使う場合は多めのシリカゲルを使ってしっかりお花を覆うようにしましょう。
お花
今回はかすみ草とマリーゴールドを庭から摘み取ってきました!
始めてシリカゲルを使う方は、高さがなく大きすぎないお花を選んだ方が良いです。
高さがあるとお花全体をシリカゲルで覆う必要があるので、シリカゲルを大量消費することになります。
まずは高さのない花びらや薄いお花を使って試してみるのがオススメですよ!
【100均シリカゲルで!】ドライフラワーの作り方5STEP
それでは早速作っていきましょう!
購入したシリカゲルの袋の裏に「使用方法」が記載してあったので、そちらを参考に行っていきます!
①タッパーに2cmほどシリカゲルを入れ、お花を入れる
まずは、タッパーにシリカゲルを注ぎ込みます。
シリカゲルは、透明なものと青っぽいものが入り交ざっています。
乾燥したら、この青色が変化するので目に焼き付けておきましょう!
シリカゲルは砂浜のサラサラとした砂くらい粒子が細かいです。
床にばらまくと掃除が大変なので、慎重に注いでくださいね。
2~3cmほど注ぎ込んだら、ドライフラワーにするお花を入れます。
今回は少なめに、マリーゴールド1つとかすみ草を数本やってみます。
②シリカゲルをお花に敷き詰める
続いて、マリーゴールドとかすみ草を、シリカゲルで覆っていきます。
それぞれ、花弁や葉の間にも丁寧に入れることがポイント。
隙間なく詰めることで、お花全体がしっかりと乾燥してくれます。
③お花が見えなくなるまでシリカゲルを敷き詰め、密閉
花弁の間にもシリカゲルをしっかりと入れたら、お花が見えなくなるまでシリカゲルを敷き詰めていきましょう。
マリーゴールドが高さがあったので、花びらに解体しました。
まだシリカゲルに慣れていない方は、まずは花びらなど高さがないものから挑戦するのがオススメです。
完全にお花が見えなくなりました!
タッパーの蓋をしっかり閉め、密閉状態にします。
ここでしっかりと密閉できていないと、ドライフラワーにならないので注意しましょう。
④1週間放置し、お花を取り出す
密閉したものを約1週間おいておきます。
中身が気になってしまうかもしれませんが、気持ちをグッと抑えて動かさず傾けないよう平らな場所で保管しておきます。
傾けるとせっかく敷きつめたシリカゲルがずれてしまい、花びらが出てきてしまう可能性があります。
また、蓋をあけてしまうと、せっかくの密閉状態に湿気が入り込んでしまう恐れがあるため注意しましょう。
そして、1週間たったものがこちら…!
湿気を吸収したシリカゲルが、青色から紫色またはピンク色に変化していますね。
この色の変化が、しっかり湿気を吸収した証拠です。
色の変化を確認したら、丁寧にお花を取り出していきましょう。
指で取り出すと、乾燥してパリパリになったドライフラワーが崩れてしまう可能性があります。
ピンセットなどで、崩れないようにゆっくりと取り出してくださいね。
ドライフラワーを取り出す作業は、まさに宝探しの気分!
「どこに花びらが隠れているかな~?」と探す作業もドライフラワー作りの醍醐味です。
1つ1つ取り出すのが面倒な方は、ざるでシリカゲルを落としても大丈夫ですよ。
⑤完成!
そして完成したものがこちらです!!
パリパリに、見事に乾燥しています✨
一回り小さくなっているように感じました。
1週間も待てない…そんな時はレンジでチン!
上記の手順ではシリカゲルで覆った後約1週間放置するとご説明しましたが、
「もっと早く乾燥させたい…」
という方には「レンジで乾燥させる方法」もあります。
やり方は簡単。
お花をシリカゲルで覆ったら、600wの電子レンジで50秒加熱します。
足りないようであれば、様子を見つつ10~20秒ずつ延長しながら加熱していきましょう。
加熱時間はお花の厚さや大きさ、シリカゲルの分量によって調節してくださいね。
電子レンジから出したら、お花を丁寧に取り出していきます。
シリカゲルが熱くなっている場合があるので、気を付けながら取り出していきましょう。
ちなみにシリカゲルが冷めるまで放置するとお花が焦げてしまう可能性があります。
熱すぎる場合はシリカゲルを別の容器に移して、冷ましながら取り出すと良いですよ。
ダイソーやキャンドゥでもシリカゲルは売ってるが食品用のみ
今回はセリアで購入したドライフラワー用シリカゲルを使いましたが、ダイソーやキャンドゥなど他の100円ショップでも取り扱いがあるのか調べてみました。
結論、「ドライフラワー用シリカゲルはセリアのみの取り扱い」のようです。
ダイソーやキャンドゥでもシリカゲルは販売されていましたが、以下のような食品用のシリカゲルのみ。
食品用のシリカゲルをお花に応用させることができるかは定かではありませんので、失敗しないためにもドライフラワー専用のシリカゲルを使うことをオススメします!
100円ショップでGETできなかった方はネットでも販売されているのでチェックしてみてくださいね。
シリカゲルは復活・再生できる!
今回使用したシリカゲル。
「一度使ったら、もう捨てるしかないの?」
このように疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
実は、シリカゲルは一度使っても再度復活させることができます!
裏面に再生方法が記載されていました。
鍋やフライパンでシリカゲルに火を通すと再生できるようです。
再生する際には必ず使用していない鍋やフライパンを使うとのことでしたので、ご注意ください!
シリカゲルで茎ごと乾燥させることは可能
通常、茎や葉の部分をカットしてお花の部分だけをドライフラワーにすることが多いですが、実は茎も一緒に乾燥させることができます。
ただしその際は茎から花びらまで全体をしっかり乾燥させるために、大きめのタッパーもしくはジップロックを使用しましょう。
大きさに余裕を持たせることで、お花が崩れることなくきれいなドライフラワーに仕上げることができます。
また使用する花や植物の量、サイズに応じて、シリカゲルの量はたっぷりと使うことをおすすめします。
花や植物全体をたっぷりのシリカゲルで覆うことで、茎までしっかりと乾燥させることができますよ。
100均のシリカゲルでドライフラワーの作り方まとめ
今回は100円ショップセリアで売っているシリカゲルを使ってドライフラワーにする方法をご紹介しました。
好きなカラーのお花を自分でドライフラワーにできるため、作品のアレンジの幅も一気に広がります。
ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
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