レジン作品を作る上で避けて通れない悩みの種、それが「気泡」ですよね。
実は気泡は「エンボスヒーター」を使うと、あっという間に消すことができるってご存知でしたか？
しかし
「エンボスヒーターってどうやって使ったらいいのか分からない…」
とエンボスヒーターの使い方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はエンボスヒーターを使う際のコツや注意点を詳しくご紹介していきます。
エンボスヒーターのあて方や距離など基本的な使い方を詳しく解説するので、初心者の方は必見です。
またおすすめのエンボスヒーターやエンボスヒーターの代用品もご紹介していきます。
この記事を読むことでレジン作りが初めての方でも安心してエンボスヒーターを使いこなせるようになり、作品の仕上がりをワンランクアップさせることができますよ。
ぜひ最後までチェックしてくださいね！
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エンボスヒーターは熱をあてると気泡が消える便利アイテム！
エンボスヒーターは熱を加えることでレジンに入り込んでしまった気泡を取り除くことができる、レジン作品のの仕上げに欠かせない便利アイテム。
加熱するとレジンの表面にできた気泡が徐々に消えていくため、１つ１つ気泡を取り除く必要がなく効率的に作業を進めることができる点が1番のメリットです。
使用方法は簡単で、エンボスヒーターをレジンに向かって加熱するだけ。
しかし綺麗に気泡を消すにあたってはいくつかコツと注意点があります。
以降で詳しく解説していきましょう。
エンボスヒーターを使った基本的な気泡の消し方
エンボスヒーターは真上からあてる
エンボスヒーターを使って気泡を消す際には、熱をあてる方向に注意が必要です。
エンボスヒーターは熱風を出すため、斜めからあてるとレジン液が移動し、型やモールドからレジンがあふれてしまう可能性があります。
そのためレジンの気泡がある部分を上から見下ろすような角度で、真上からエンボスヒーターをあてることが大切です。
レジン液から5cm以上離してあてる
エンボスヒーターをレジン作品に使用する際には、ヒーターとレジンの距離にも注意が必要です。
レジンとエンボスヒーターの距離が近すぎると、レジンだけでなく型やモールドにまで熱が伝わり変形する可能性も。
ヒーターをレジン液から5cm以上離してあてることで、レジン液が熱すぎることによる変質やモールド・型の割れの原因を防止することができます。
温度は様子を見ながらあげていく
販売されているエンボスヒーターは、温度を2段階で調整できるものが多いです。
高温の場合200度を超えるものがほとんど。
まずは低温で様子を見ながら、気泡が消えなければ高温にして取り除いていく方が安全ですよ。
エンボスヒーターを使うときの注意点
コツをつかめば一気に気泡を取り除くことができる便利なエンボスヒーターですが、使用する際にはいくつか注意すべきポイントがあります。
それぞれ詳しくご説明していきましょう。
レジンの粘度が下がるため枠から漏れ出ることも！
エンボスヒーターを使うとレジンの温度が上昇し粘度が下がってサラサラとしたテクスチャーになるため、風圧で枠やモールドから漏れ出る可能性があります。
レジン液が吹きこぼれないように気を付けながら、丁寧に作業するようにしましょう。
作業直後はノズルが熱いため触れないようにする
エンボスヒーターを使った直後はノズルが熱くなっているため、触れないように注意しましょう。
熱いノズルに触れると、やけどをする恐れがあります。
特に小さな子供が近くにいる場合は、手の届かない場所に保管することが重要です。
注意熱風を当て続けると揮発することもある
エンボスヒーターを長時間使用し続けると、レジンが液体から気体に揮発してしまうことがあります。
気泡が多数ある場合でも一度に全ての気泡を消そうとせず、焦ることなく少しずつ熱をあてて丁寧に消していくことを心がけましょう。
エンボスヒーターは100均やホームセンターに売ってる？
結論、エンボスヒーターは100円ショップやホームセンターでは扱っていない場合がほとんどです。
エンボスヒーターを購入したい場合はネットショップで探してみることをおすすめします。
ネットショップでは多数のメーカーやブランドからエンボスヒーターが販売されており、価格や性能などを比較して購入することができます。
以降でネットで買える初心者の方にもおすすめのエンボスヒーターを３つご紹介していきましょう。
初心者におすすめ！エンボスヒーター3選
KIYOHARA Craft Gallery エンボスヒーター EHT
清原のエンボスヒーターはハンドメイド作家の間でも特に人気の商品の１つ。
温度調節用のスライド式スイッチ付きで250℃と120℃の2段階に切り替えることができます。
ハンディサイズで「初心者でも使いやすい」という口コミが目立ちました。
どのエンボスヒーターを買うか迷ったら、まずはこちらをおすすめします！
アンジュ エンボスヒーター
アンジュのエンボスヒーターも清原のエンボスヒーターと並んで人気の商品の１つです。
清原と同じく250℃と120℃の2段階の温度調節が可能で、音も静かで扱いやすいため場所や時間を気にせず使用できるのが嬉しいポイントです。
elesories エンボスヒーター
こちらのエンボスヒーターも温度を2段階調整できますが、温度が200度と350度と高めの設定となっています。
中々消えない頑固な気泡はこちらのエンボスヒーターで一発です！
重さもないため、作業の負担になることがなく初心者の方にもおすすめですよ。
エンボスヒーターがない場合はこれで代用してみよう！
レジン作品できてしまった気泡を消したいとき、もしエンボスヒーターがない場合でも別の方法で気泡を取り除くことができます。
その方法は以下の４つ。
それぞれ詳しくご説明していきましょう。
エンボスヒーター代用品①ドライヤー
エンボスヒーターの代用品として最も有名なのが「ドライヤー」ではないでしょうか。
結論、ドライヤーでも気泡を消すことはできます。
ただしエンボスヒーターと比較して以下の点がデメリットとして挙げられます。
ドライヤーを使う際は机上のものを整理した上で、風量や距離に注意しながら使うようにしましょう。
エンボスヒーター代用品②ヘアピン
続いてご紹介するのが「ヘアピン」です。
ヘアピンはあまり気泡が多くない場合に大活躍します。
使い方は簡単で、ヘアピンのピン先と反対の丸くカーブしているところを使って金魚すくいのように気泡をすくいとるだけ。
数個の気泡であれば、あっという間に取り除くことができます。
「つまようじでは中々気泡を潰せなくて困っている…」という方は、ぜひヘアピンも活用してみてくださいね。
エンボスヒーター代用品③湯せん
「湯せん」も気泡を除去する手段の１つ。
レジン液のボトルを温かいお湯につけておくと、レジンがサラサラなテクスチャーになり気泡ができにくくなります。
なお温める際はレジン液に水が入ってしまわないよう注意してくださいね。
エンボスヒーター代用品④時間を置く
そして最後にご紹介する方法はシンプルに「時間を置く」方法になります。
大きな気泡であれば時間を置くことで気泡が自然となくなっていくため、手間がかからないのが魅力です。
しかし時間を置く場合には、作品にほこりが入らないように紙やラップを被せて余計なものが入り込まないように注意が必要です。
またUVレジンの場合は太陽光や蛍光灯、白熱灯でも徐々に固まりだしてしまうため、光を遮断するようにしましょう。
使用目的に応じて気泡ができにくいレジン液を使うのがおすすめ
気泡を取り除く上ではエンボスヒーターが非常に便利なツールである旨をご紹介しましたが、気泡ができづらいレジン液を選ぶのも重要なポイントの１つです。
気泡は粘度が高ければ高いほどできやすい傾向にあるため、厚みを出したい場合などでなければ低粘度か中粘度の比較的粘度の低いレジンを使うのがおすすめ。
使用するレジン液を適切に選ぶことで、気泡ができるリスクを最小限に抑え美しい仕上がりの作品ができます。
以下のサイトではおすすめのレジン液と共にそれぞれの特徴、使い方のコツだけでなく、レジン液選びのポイントなどを解説しています。
どのレジン液を使うか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね！
エンボスヒーターを使った気泡の消し方とおすすめ品紹介まとめ
今回はエンボスヒーターを使ったレジンの気泡の消し方のコツとおすすめのエンボスヒーターを３つご紹介しました。
レジンの気泡を１つ１つ取るのは疲れる…とお悩みの方はぜひエンボスヒーターを活用して効率的に作業を進めてくださいね。
ちなみに「もっと作品のクオリティを上げたい」と悩んでいる方にぜひおすすめしたいのが「ハンドメイドの資格講座」です。
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