美しい色彩と独特な模様が特徴で最近注目を集めているアルコールインクアート。
アルコールインクアートの作品を保護し、よりつややかな仕上がりにする上でコーティングは必須アイテムです。
コーティングする上でおすすめのレジンとしてブログやネットでよく紹介されているのは以下のレジンです。
しかしこのサイズは2本で10,000円超えと中々良いお値段。
お試しでトライするには少し値段のハードルが高いな…
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、価格帯を抑えたこちらのレジンを使ってアルコールインクアートにコーティングをしてみました。
格安レジンでアルコールインクアートをコーティングした結果の解説はもちろん、レジンの使い方やアート作品のコーティング方法もご紹介しているので、アルコールインクアートに高級感をプラスしたい方は必見です。
ぜひ最後までチェックしてくださいね!
格安レジンでアルコールインクアートのコーティングに挑戦!
それでは、さっそく2液性レジンを作っていきましょう。
①エポキシレジンを既定の体積比で図る
今回購入したものの主剤と硬化剤の配合比は、1:1(体積比)です。
「重量比」ではないので注意してくださいね!
体積比の場合は、付属の目盛カップで同じ目盛まで主剤と硬化剤のレジンを図るようにしましょう。
②しっかり混ぜる
攪拌時に気泡ができますが、気にせず3分ほどしっかりと混ぜます。
ここでしっかり混ぜないと硬化不良の原因にもなるため、手を抜かず丁寧に混ぜ合わせましょう。
激しく混ぜると気泡が大量に発生してしまうことがありますが、多くの気泡は時間を置くと自然に消えてくれます。
しかし
という場合は、エンボスヒーターやドライヤーなどで温めると気泡が一気に消えるのでオススメです。
エンボスヒーターは200度以上の温度が出るものもあるので、火傷に気を付けてくださいね。
以下のサイトではエンボスヒーターを使う際のコツや注意点を詳しくご紹介しています。
おすすめのエンボスヒーターやエンボスヒーターの代用品についても解説しているので、気泡に悩んでいる方はぜひチェックしてください!
③アルコールインクアートの上に垂らす
続いてアルコールインクアートの上にレジンをまんべんなく垂らしていきます。
この際ほこりやゴミが入らないように注意しましょう。
今回はこちらの木のパネルに貼り付けたアルコールインクアートにコーティングをしてみました。
④硬化するまで待機
隅々までレジンでコーティングできたら、硬化するまで放置しておきます。
完全に硬化するまでは約24時間ほどかかるため、放置する際はほこりが被らないように箱の中に置いておくなど工夫が必要です。
そしてレジンが完全に硬化したものがこちら。
出来上がりはツヤツヤで、レジンコーティングすると一気に高級感が出ました!
肝心の滲みですが、特段気になる変化ありませんでした。
しかし色味については若干明るく鮮やかになり、ハッキリとしたように見えます。
レジンでコーティングする前と完全に同じカラーにはならないため、その点だけ注意が必要ですね。
格安レジンのアルコールインクアートコーティングまとめ
今回は格安レジンでのアルコールインクアートのコーティングした検証結果をご紹介しました。
結論、「価格」「質」の両面から考えても、格安のレジンでもアルコールインクアートのツヤ感を出すには十分ではないかと思います。
レジンを使うことでアルコールインクアートをより美しく、高級感がある仕上がりにすることができますよ。
「レジンコーティングしたいけど、レジンのお値段がちょっと高くて手が出ない…」という方も、ぜひ今回ご紹介したこちらのレジンでトライしてみてくださいね。
ちなみに「アルコールインクアートを活用してもっと色んな作品を作ってみたい…」と考えている方は以下の記事がおすすめです。
こちらではレジンとアルコールインクで作るオシャレで可愛いヘアアクセサリーの作り方をご紹介していきます。
まだまだアルコールインクとレジンを組み合わせたアクセサリーの作品は少ないので、今のうちにマスターすれば他の作家さんとも差別化にもなること間違いなし。
たったの4STEPでできてしまうので、レジンもしくはアルコールインクを始めたばかりの方にもおすすめです。
アルコールインクのアレンジに悩んでいる方はぜひチェックしてくださいね!